
こんばんは。坂本諭加子です。
今日は、無事門下生ピアノコンサートを終えることができました。
2週間前のリハーサルの不出来な演奏から、本番に向けてものすごい追い込みについてきてくれ、今日は本当に良い演奏をしてくれたと思います。
お客様も400人ほどお集まりいただき、演奏者も緊張感のある空間で演奏する経験を頂けた事に感謝しております。
今年から、演奏を聴いて感動したところ、良かったところなどをメッセージカードに書いて出演者へ渡すことにしました。
出演者どうし、お客さまからもたくさんのメッセージを頂きました。
生徒の皆さんには、次回レッスンでお渡ししますので楽しみにしていてくださいね。
また、たくさんのお花のプレゼントをありがとうございます。
とても優雅な空間に包まれております。
今晩は、坂本諭加子です。
早速、今日からクラシカジャパン開始です。
仕事が終わってから、録画しておいた「アルフレート・ブレンデルの音楽講座」へ直行です。
講座のタイトルは、”絶対音楽は滑稽であり得るか”・・・、なんだか難しそうな予感。
まだ、途中までしか見ていませんが、内容としては秩序からの逸脱をすることによって、滑稽さを表すことを作曲家が試みているということでしょうか。
秩序の逸脱が明確になるには、秩序の枠(音楽では既存の形式や、音楽の論理など)が必要で、そのために古典派の音楽はこっけいさを表すのに向いているそうです。
和声的にあり得ないものを、間違いじゃないの?と聴衆に思わせて何事もなかったようにまた音楽を進めていくとか・・・
演奏を聴きながらだとなるほどとわかるものですが、文章でお伝えするのは難しいので、この辺りで今日はおしまいにします。
坂本諭加子です。
昨晩、子供のころに聴いていたベートーヴェンのソナタの演奏を聞いてみたくなり、カセットテープを探し出しました。
もう十数年かそれ以上は聴いていませんでしたが、子供の頃に何回も聴いていたものですから、ちょっとした間の取り方やリズムの取り方など、やはり記憶に残っているままのものでした。
小・中学生のころは、それほどCDは買えなかったので、いつもラジオをテープに録音し、それを何回も繰り返し聴くことで、色々なものを学んでいったものです。
ラジオだと、自分が曲を選ぶわけではないので、いつもどんな曲が流れてくるのかとても新鮮な気持ちで、毎日ドキドキ感動があった記憶があります。
さて、写真のカセットレコーダーは、学生の頃、毎日自分の演奏を録音し、チェックするために使っていたものです。
自宅には、これしかカセットテープを再生する機械がなかったので、昔の自分の演奏を恐る恐る聴いてみました。
もちろん今聴くと演奏は未熟ですが、結構よく弾けているかも
なんて思いながら気づいたことは、音楽の根本的なところはほぼ10代で形成されてしまっていることでした。
今の方がテクニックも、音楽全体を見渡す力もレベルアップはしていますが、音楽の特徴はあまり変わっていなかったからです。
今子供たちにピアノのレッスンをしていますが、10代前半までにあらゆることを伝え、才能を引き出し、仕込んでいかなくてはとひしひしと責務を感じます。
こんばんは、坂本諭加子です。
今週末は、ソルフェージュのグループレッスンを音楽スタジオで行い、その後ホールでピアノの弾きあい会を行う予定です。
個別のソルフェージュレッスンとは違って、グループだとリズム譜や歌のアンサンブルが出来ることが一つのメリットです。
音、リズム、拍子など音楽の要素を、複数人で分担して合わせることで、一つ一つの要素の重要性を総合的に理解していってほしいと思っています。
また、単純に音やリズムを聞き取る、歌うという訓練ではつまらないので、海外のテキストを使用し、リズムや音を正確に聴きとったうえで、何を感じたか、どのような表現であったかをディスカッションできるところまでレッスンします。
理論やソルフェージュは、最終的に演奏表現に役立てるためのものとなるようポイントを押さえていければと思います。
坂本諭加子です。
最近、2台ピアノの曲をレッスンすることが多いです。
基本的なことをおさえたうえでアンサンブルを経験すると、音楽のレベルがぐんと上がります。
簡単なリズム一つとっても、一人でレッスンし練習に向かっているより、相手のリズム感を体感することで、自然と良い方向に向かっていきます。
また、ピアノはメロディーだけ弾いていればよい楽器ではないので、多声部ごとのバランスが重要なのですが、そのバランスもアンサンブルの経験を重ねると、コツがつかめてくるようです。
もちろん、アンサンブルならではのバランスのとり方があって、ソロと同じようにはいかないのですが、音がどのように構成されいてるかを考え、注意して聴くようになるからだと思います。
ピアノはとかく一人でこもって練習しがちですが、常に周りの人間と意見交換しコミュニケーションをとって学んでいくのも大切だと思います。
音楽に限った話ではないですが、何か自分の意思を表現する前提として、協調性を身につけることは自分自身を育ててくれる一つの材料だと思っています。
坂本諭加子です。
作曲家はあらゆる分野からインスピレーションを受け楽曲のイメージに取り入れたりしますが、シューマンは文学と音楽を結びつけ、数々の作品を生み出した代表的な作曲家です。
今日は小学生のレッスンで、シューマンの蝶々(パピヨン)をレッスンしましたが、この曲は「生意気ざかり」という小説をモチーフにしています。
純粋に音や、また楽譜から音楽を読み取ることは可能ですが、どのような小説の話で、どんな性格の登場人物がいて、どんな感情の変化を表現している曲なのかを知ればもっと自分の発する音や曲作りに敏感になっていくと思います。
今日の小学生には、シューマンの蝶々という作品について調べてくる宿題を出しましたので、数日後のレッスンでどんな考えを持って弾いてくるか楽しみです![]()
坂本諭加子です。
ピアノを弾く手のフォームが綺麗な人は音も綺麗です。
逆にあまり良い手でないフォームやタッチで弾いている場合は、見なくても音を聞いただけでどのように弾いているか見当が付いてしまいます。
小さい頃は指や手の力がないのに、一生懸命弾こうとして指先だけで弾いてしまい、音がバラバラになったりふさわしい音色が出せなかったりします。
指先は色々なタッチを弾き分けるセンサーのようなもので、そこが自由でないと上手く弾けないです。
そのためには、手首の柔かさに加え、指の付け根の支えと、掌の中心を意識しつかむような力の強さが必要です。
これらにバランスよく取り組むために、ハノンは結構有効だと思います。
最近はあらゆるテキストがあるので、色々と面白そうなものを手当たり次第使ってみましたが、結局ハノンに戻ってきました。
もちろん、名曲の中でもあらゆる練習方法を考えていくと上手にはなるのですが、ハノンはシンプルなので自分自身で良いところ悪いところを見つけられるようになります。
テキストをつまらなくさせるのも面白く学べるのも自分次第だと思います。
私の大好きなロシアの作曲家ラフマニノフは、毎日ハノンをそれはそれは美しく小鳥のさえずりのように弾いたそうです。
また、ものすごい速さでいつも練習したわけではなく、ハノンを練習しているとはわからないぐらいゆっくりのテンポで拘り抜いた練習をしていたようです。
シンプルなものに忠実に、それを芸術化できるのが真の実力者かなと思います。
坂本諭加子です。
来月の門下生コンサートで、ショパンのワルツから4曲と、チャイコフスキーの花のワルツが演奏されることになっています。
今日もショパンのワルツを2名にレッスンしましたが、ワルツのリズムの取り方を教え込むのはかなり難しいです。
ショパン自身が、あれだけのワルツの名曲を作曲しておきながら、「ワルツを弾くのは難しくて苦手だ」と語ったというのも、何となく頷けます。
一口にワルツと言っても、チャイコフスキーのようなバレエ音楽のワルツと、ショパンのようなピアニスティックで器楽的なワルツとでは、厳密にいえば違いはあります。
それはさておき、一拍目から2拍目へふわっと浮かぶ感じ、3拍目で次のステップ(1拍目)への準備の足取りの雰囲気を表現するとともに、フレージングや和声感も表現してほしい・・・これを言葉やピアノの演奏で説明したからと言って、子供がすぐに理解できるわけではありませんので、何回でも修正を加えて素敵な演奏になるようこちらも忍耐です。
日本には日常的にダンスの習慣はないので、ワルツだけでなく、メヌエットなど踊りの曲を説明するのは難しいです。
西洋のダンスの上に成り立っている音楽を表現するために、クラシックバレエの映像などを参考に、優雅さや華麗さを体感してほしいと思っています。
こんばんは、坂本です。
最近の古屋くんは音楽に集中したかと思ったら、自転車にかなりはまっていますね
。
自転車で走っているところは、いつも自然いっぱいの場所なので、何かを吸収し、音楽へと投入しているように見えます。
この集中力の切り替えは大人でもなかなか難しいと私は考えています。
しかし、例えば音楽なら音楽の勉強ばかりをするのではなく、全く別の切り口から音楽をイメージできるようにするために、さまざまな分野に興味をもち自分自身に吸収することは言うまでもなく必要なことです。
ピアノのレッスンをしていても、ただ真面目に練習しているだけでは芸術的な演奏にはならないので、まずは曲全体のイメージがあり、こんな演奏をしたいという意思を生徒に持ってもらいたいと思っています。
お料理でも、メインはこれを食べたいな、そうしたら前菜はこれで、デザートはこれにしようと味のバランスを考えると楽しいし、一品だけ美味しくてもどれかが今一なら全体もそれなりになってしまいます。
発想力によって、同じ曲もいろいろな演奏が可能になり、聴衆も期待が膨らみます。
最近、頭脳がとっても柔軟で独特の発想力を持つ古屋くんに頼んで、レッスンの生徒さんに曲をつかむ力、またその曲の背景から何を感じ取り、そこから何を表現するかといった発想力を鍛える話をしてもらっています。
非常に興味深い話をしてくれるので、同席している大人たちでも刺激をもらっています。
子供は、頭をフル回転させてすごく大変そうですが、急に中身の詰まった演奏をできるようになっていきます。
大好きな音楽を材料に発想する力をつけていけば、きっと他の分野でも真の意味で応用力のある社会人になってくれることと期待しています。
今晩は、坂本です。
先日の古屋君の記事に、「耳の良い人は洞察力も鋭い」という言葉がありましたが、
ピアノを演奏する立場の人間として、「良いピアノで練習する」という環境が不可欠だと感じます。
良いピアノ(自分自身のタッチに忠実に敏感に反応してくれるピアノ)は、自らの実力をさらに拡げてくれます。
こちらが考えていることに対して、ピアノが語ってくれることによって、さらに音楽・音色を追求するきっかけが生まれ、ピアノで音を出してみる前にイメージしていたこと以上のイマジネーションが可能になります。
そういったことを安定した状態で叶えてくれるピアノがコンプリートピアノだと感じています。
打鍵の深さから、アフタータッチなど、あらゆる所を微細に調整し、そして仕上げに調律を施し、トータルのバランスが100%になったときだけ、理想的なピアノの音が生まれると実感します。
ピアニストにとって、思った音色でないと、タッチ感も変わってしまい、弾き方も変えなくてはならず、最終段階の調律は非常に重要に思います。
また、同じような調整を施したとしても、調律師が変わると音色が変わってしまうので、やはりピアニストによっては調律師というパートナーが必要になってくるのだと思います。
そういった意味で、古屋君が調律すると、同じピアノとは思えない音色を目の当たりにし感動すら覚えます。
おそらく古屋君の頭の中では、それこそ頭脳でもって一つの芸術作品を創るか如く洞察力を働かせピアノの音という作品を創ろうとしていると感じます。
坂本諭加子です。今日は、モーツァルトが生まれた日だそうです。
それにちなんで?今日はモーツァルト他、色々なピアノ曲のCDを引っぱり出して楽譜と照らし合わせながら聴きました。
CDを聴きながら、ピアニストがどのような音色で、どのようなフレージングで表現しているか等を細かく聴きとり、参考にしていきます。
微細な音色の変化が、演奏する者にとってはかなり重要なので、質の良いCDで聴いたあとの自分自身の演奏は自然と良い影響を受けているのがわかります。(もちろんライブを聴くことがベストなのは言うまでもないことですが)
最近は、you tubeやiTUNEなど手軽に音楽を聴けるようになっていますが、私は良い音を常に追求したいという思いが潜在的にあるためか、iTUNEでダウンロードをしたことがありません。
ちょっと時代遅れですけど・・・。
やはり、音楽を勉強する方なら、まずは良い音楽、良い音をきくことが一番ですから、あまり安易に手に入るもので満足してほしくないと思っています。
おそらく、音色というものに耳が反応するようになっていけば、自主的に追求し続けていくことができると思います。
自主性といえば、4歳の生徒さんは夜になってお母さんがもう寝たいと思っていても、ピアノの練習をするんだと言って、起こしてまで練習するそうです。自分で練習したいと言ってやり始めるのに、泣きながらできるまで練習するそうです。絶対にこう弾きたい!という気持ちが原動力となっているのは、小さい子も大人も変わらないものだと感心しました。
こんばんは。「Team HIROBO」のメンバー坂本諭加子です。
先ほど、古屋君が”教えること”に関連した記事をアップしていたのを見て私も投稿です。
今日は投稿ラッシュですね![]()
私は、ピアノの演奏もしていますが、ピアノ教育にも力を注いでいます。古屋君の記事の中に、『ヒロ、教えるって楽しいし、自分も勉強になるよ』という言葉がありましたが、私自身も日々のレッスンの中でそれを実感している一人です。
4歳からピアノの先生まで何十人とレッスンをしていますが、一人ひとり教え込まなければいけないポイントが異なるので、自分自身が演奏する時以上に、なぜそのように弾くのかを考えなければならず、そのなぜを数多く紐解いていくと結果的に基礎的な部分を体系化することにつながっていきます。
何かこの部分が思っている通りの演奏ができないと悩む時、基礎に立ち返ると難なく解決することがあります。
何十年とピアノを弾き続けていますが、最終的にはシンプルなものを追い求めていく自分を感じている今日この頃です。
そうしていくなかで、基礎力をしっかり身に付けたピアニストの卵を育てられるといいなと思っています。
この度、「Team HIROBO」の一員として、ブログに参加することになりました坂本諭加子です。古屋くんとは、ここ数年ピアノ伴奏や音楽指導などを通し、共に仕事をしています。今後、主にピアノにまつわるお話をアップさせて頂ければと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。 さて、今日も古屋くんが新曲の練習用のピアノパートがほしいとのことで、初見でピアノを録音してみました。私は、クラシック専門なので、譜面には強く、音にするのは早い方だと思いますが、POPS独特のリズム感を出すのにはいつも苦労させられます。POPSのあの雰囲気を出したい!と思って練習し続けると、今度はクラシックピアノで「今日のバッハはジャズみたいだ」と注意されたり・・・ジャンルを超えて音楽を表現するのは本当に突き詰めるととても難しさを実感します。